新年一般参賀、抽選倍率１０倍に＝定員９６００人、３年ぶり開催―宮内庁

　宮内庁は１２日、来年１月２日に皇居で行われる新年一般参賀の抽選結果を発表した。計約９６００人の定員に対し、約１０万２３００人が応募し、倍率は１０倍超となった。新型コロナウイルスの影響で３年ぶりの実施となり、同庁は事前申込制とした。 　天皇、皇后両陛下と皇族方は午前１０時１０分、同１１時、同１１時５０分、午後１時半、同２時２０分、同３時１０分の計６回、宮殿・長和殿のベランダに立たれる。 　参賀者は各回１５００人程度で、距離を１メートル以上空けた上で、指定された場所で参加する。抽選結果は、同庁が今週中に応募者に通知する。　 　宮内庁庁舎前での記帳は事前申し込み不要で、１月２日午前９時半～午後３時半まで。記帳者は皇居・坂下門から入り、桔梗、大手、乾の各門から退出する。 　同庁は感染対策として、マスク着用や検温への協力を呼び掛ける。（了）【時事通信社】