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双子遺棄で有罪見直しか=ベトナム人元実習生、弁論へ―最高裁


 熊本県芦北町の自宅に死産した双子の遺体を遺棄したとして死体遺棄罪に問われ、一、二審で有罪とされたベトナム国籍の元技能実習生レー・ティ・トゥイ・リン被告(23)について、最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は9日までに、上告審弁論を来年2月24日に開くことを決めた。  弁論は二審判決を見直す場合などに必要な手続き。一審熊本地裁判決を破棄、減刑した二審福岡高裁判決を不服として弁護側が上告しており、有罪が見直される可能性がある。  一、二審によると、被告は実習生だった2020年11月15日、自宅で死産した双子の遺体を段ボール箱に入れてテープで封をし、棚の上に置き続けた。   被告は「埋葬するつもりだった」と無罪を主張したが、一審は「遺体を二重にした段ボール箱に入れて置き続けており、正常な埋葬の準備とは言えず、一般的な宗教的感情を害することは明らか」と指摘。懲役8月、執行猶予3年を言い渡した。  二審は、遺体を段ボール箱に入れるなどした行為について、隠匿の意思があったとして遺棄罪を認定した。一方、発覚までの1日と約9時間、自室に置いたままにした点は「通常の葬祭も一定期間を要することがあるから遺棄には当たらない」と述べて、懲役3月、執行猶予2年に減刑した。(了)【時事通信社】
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