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「スパイ罪」で6年拘束=中国の人権無視訴え


 中国でスパイ罪に問われ、約6年間拘束された元日中青年交流協会理事長の鈴木英司さん(65)が30日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、人権を無視した拘束や司法の実態を訴えた。鈴木さんは「問題だらけの法制度。こんな怖い国があると考えないといけない」と話した。  鈴木さんは2016年7月に仕事で中国を訪れ、帰国のため訪れた空港で突然、6人組の男に車へ押し込められ連行された。逮捕前にもかかわらず、日光の入らない部屋で7カ月間生活した。  その後、「日本の情報機関の任務でスパイ活動をした」といった身に覚えのない内容で逮捕、起訴された。裁判は非公開で、一、二審で各1度しか開かれず、証人申請も全て退けられた。裁判官には10回以上にわたり、起訴理由の矛盾点などを中国語の手紙で訴えたが聞き入れられず、懲役6年の実刑が確定した。  鈴木さんは「これまで中国を200回以上訪問したが、スパイの任務ではないし、動機も全くない」と憤った。中国については「経済的な結び付きもある重要な隣国。人権状況が前進し、もっと健全な国であってほしい」と願った。 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見した鈴木英司さん=30日午後、東京都千代田区
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