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「平和的・非暴力」と正当化=絵画標的抗議の環境団体メンバー―独


 【ベルリン時事】絵画を標的にしたり、道路を封鎖したりする抗議活動で物議を醸すドイツの環境活動家団体「最後の世代」の広報担当者、リナ・ヨーンゼン氏(24)が、抗議活動は「平和的・非暴力」を貫いていると正当化した。時事通信社のインタビューに語った。  同団体メンバーは10月、北東部ポツダムの美術館で、印象派の画家モネの絵画にマッシュポテトを投げ付けた。他団体のものも含め、同様の活動が欧州中で頻発している。  ヨーンゼン氏は「絵にガラスカバーがあると事前に分かっており、実際は無傷だった」と説明。「抗議活動は平和的・非暴力。実際に何かを壊せば批判の材料となってしまう」と語り、絵画に傷を付けないことが前提だったと訴えた。  その上で「なぜ保護ガラスが汚れたことの騒ぎが(気候変動による)世界の破壊を巡る騒ぎより大きいのか」と問い掛け、象徴的な抗議で議論を引き起こすことが目的だと強弁。「安易に行動しているわけではない」と繰り返した。  ベルリンでは10月、同団体メンバーが高速道路上で抗議活動を繰り広げ、警察が出動し渋滞が発生。事故現場への救急車両到着が遅れ、女性が死亡したとして、団体は激しく批判された。 【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに答える環境活動家団体「最後の世代」の広報担当者、リナ・ヨーンゼン氏=18日、ベルリン(ジェニファー・グロース氏撮影・時事)
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