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初の身障者宇宙飛行士採用=パラ銅メダリスト―欧州宇宙機関


 【パリ時事】欧州宇宙機関(ESA)は23日、身体障害者の宇宙飛行士を初めて採用したと発表した。身障者を有人宇宙飛行や将来のミッションに組み込むための選択肢を開発する特別プロジェクトに参加するという。  選ばれたのは、ロンドン近郊フリムリー出身のジョン・マクフォールさん(41)。19歳の時にバイク事故で右脚を失った。リハビリの末、2005年にプロの陸上選手となり、英代表として出場した08年の北京パラリンピック陸上男子100メートルで銅メダルを獲得した。  ESAが公表した経歴によると、14年に英カーディフ大医学部卒。16年に英王立外科学会の会員となった。妻と3人の子供がおり、好きなスポーツはランニングとマウンテンバイク。趣味はギター演奏、旅行、自宅での大工工事など。  ESAが23日に公開した動画で、マクフォールさんは「軍隊に入りたかったが、事故のせいでかなわなかった。宇宙飛行士になれるとは思っておらず、選抜されたことを誇りに思う」と説明。「身体障害を持つ人々を宇宙に連れて行けるかどうかというESAの疑問に答える助けになると思う」と意欲を語った。  ESAによれば、マクフォールさんは特別プロジェクトに応募した身障者257人の中から選ばれた。23年春、ESAの欧州宇宙飛行士センターで1年間の基礎訓練を開始する予定。 【時事通信社】 〔写真説明〕23日、欧州宇宙機関(ESA)に身体障害者として初の宇宙飛行士に選ばれたジョン・マクフォールさん(ESA提供・時事) 〔写真説明〕陸上選手として競技する欧州宇宙飛行士ジョン・マクフォールさん(右)=2007年5月、英中部マンチェスター(AFP時事)
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