氷点下で節電呼び掛け＝ロシア攻撃「被害甚大」―ウクライナ大統領

　【イスタンブール時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は２１日、国民向けのビデオ演説で、節電を徹底するよう呼び掛けた。ロシア軍の攻撃で発電関連施設に大きな被害が出たウクライナでは、断続的な停電の長期化が避けられない。既に首都キーウ（キエフ）などの気温は氷点下で、冬季をいかに乗り切るか大きな問題になっている。 　この中で、ゼレンスキー氏は「ロシアのテロリストによる打撃は甚大で、われわれは終日にわたってエネルギー消費に気を配る必要がある」と訴えた。　【時事通信社】 〔写真説明〕２１日、マドリードで行われた北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）の会合にオンラインで参加するウクライナのゼレンスキー大統領（ＥＰＡ時事） 〔写真説明〕２１日、ウクライナ北東部ハリコフに運び込まれた慈善団体提供の発電機（ＥＰＡ時事） 〔写真説明〕２１日、ウクライナ東部ドネツク州で、薪を運ぶ住民（ＡＦＰ時事）