５３歳男を鑑定留置＝女子大生殺害―札幌地検

　札幌市のアパートで大学４年の女性（２２）の遺体が見つかった事件で、札幌地検は１６日、殺人容疑で送検された小野勇容疑者（５３）の刑事責任能力の有無を調べるため、鑑定留置を開始したと明らかにした。期間は来年２月１３日まで。地検は鑑定結果を踏まえ、起訴するかどうか判断する。　 　小野容疑者は死体遺棄容疑で先月１０日に逮捕された後、札幌市東区の自宅アパート内で先月３～８日に女性の首を絞めて殺害したとして、殺人容疑で先月３１日に再逮捕された。 　北海道警によると、小野容疑者はこれまでに、「（女性と）インターネット交流サイト（ＳＮＳ）で知り合い、頼まれて殺害した」などと供述している。（了）【時事通信社】