ロシア外相、初日だけ参加＝Ｇ２０首脳宣言調整中に帰国

　２０カ国・地域首脳会議（Ｇ２０サミット）でロシアのプーチン大統領の代理を務めたラブロフ外相は１５日、初日の会合だけに参加し、開催地のインドネシア・バリ島を後にした。首脳宣言を巡る調整が進む中、ウクライナ侵攻を続けるロシアに厳しい内容になるのを見越し、席を立つ形となった。 　ラブロフ氏は当初、１６日も現地に残るという情報があった。しかし、個別会談を含む１５日の予定をすべて終えた後、ロシア記者団の取材に応じると、帰国の途に就いた。　【時事通信社】 〔写真説明〕ロシアのラブロフ外相＝１３日、カンボジア・プノンペン（ＥＰＡ時事）