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イスラエル総選挙、物価高など争点=ネタニヤフ氏政権復帰なるか―投票始まる


 【エルサレム時事】イスラエルで1日、総選挙(国会定数120)の投票が行われた。物価高や治安確保への対応を求める声が広がる中、昨年退陣したネタニヤフ元首相が政権に復帰するかが最大の焦点。即日開票され、2日中に大勢が判明する見通しだ。  イスラエルでは2019年4月以降、政局が安定せず、総選挙は約3年半で5回目の実施となった。ネタニヤフ氏が率いる野党右派リクードが第1党になる見通しだが、獲得議席数は同氏を支持する宗教勢力と合わせても半数を超えるかは微妙だ。「反ネタニヤフ」を掲げた左派や右派、アラブ系など8党で昨年6月に発足したラピド政権の与党も過半数に達しないとみられる。選挙で「明確な勝者」が決まらなければ、決着は連立交渉に委ねられる。  今回の総選挙でもパレスチナとの和平は争点になっていない。国民の関心は物価高騰や対パレスチナでの治安確保にあり、ネタニヤフ氏は、こうした問題について「(現政権が)悪化させている」と批判した。  一方のラピド首相は、ネタニヤフ陣営が「(国内に)不和をもたらす」と非難。対テロ作戦や経済対策、敵対するレバノンとの海洋境界画定などを実績として掲げ、支持を訴えた。ネタニヤフ氏の汚職事件の公判が続いている点も強調した。  投票前日にエルサレム市内で話を聞くと、支持政党にかかわらず、度重なる総選挙に「疲れた」という声が聞かれた。 【時事通信社】 〔写真説明〕1日、エルサレムで、総選挙の投票をするイスラエルのネタニヤフ元首相(右)(AFP時事) 〔写真説明〕1日、イスラエル中部テルアビブ近郊で、総選挙の投票をする男性(AFP時事)
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