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DNA型検出の吸い殻は2本=容疑者、一定時間待ち伏せか―王将社長射殺


 「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん=当時(72)=が射殺された事件で、現場付近で見つかり、特定危険指定暴力団工藤会系組幹部の田中幸雄容疑者(56)=殺人などの容疑で逮捕=のDNA型と一致したたばこの吸い殻は2本あったことが1日、捜査関係者への取材で分かった。  京都府警と福岡県警の合同捜査本部は、大東さんを一定時間待ち伏せし、その間に2本を吸ったとみて調べている。  大東さんは2013年12月19日早朝、京都市山科区の同社本社前の駐車場で、拳銃で腹部を3発、胸を1発撃たれ殺害された。  捜査関係者によると、たばこの吸い殻は駐車場に隣接する倉庫付近で見つかり、2本に付着したDNA型が田中容疑者と一致したという。  DNA型が付着した吸い殻によって田中容疑者が捜査線上に浮上したのは、事件から2年後の15年。しかし、府警は第三者が捨てた可能性を排除できずにいた。  府警は事件当時、小雨で路面がぬれていたことに改めて着目。吸い殻の鑑定を専門家に依頼し、燃え方を検証したところ、「湿った路面で火が消された」との見解が得られ、田中容疑者が事件に関与したとの見方が強まったという。  調べに対し、田中容疑者は黙秘しており、大東さんとの接点は確認されていないという。府警は工藤会が組織的に関与した可能性もあるとみて調べている。 (了)【時事通信社】
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