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ロシア軍、前線で「防衛態勢」=人員・訓練不足が影響か―英分析


 【ワシントン時事】英国防省は28日、ウクライナ侵攻を続けるロシア軍が過去6週間に前線の大半の地域で「長期的な防衛態勢」の構築を進めていたとする戦況報告を発表した。人員や訓練の不足が原因とみられ、ロシア軍は戦線維持に苦慮しているもようだ。  ウクライナのゼレンスキー大統領も同日の国民向け演説で、ロシアが動員した兵士について、「準備や装備が乏しく、司令部に情け容赦なく使われている」と指摘。侵攻継続のためロシアはさらなる動員を迫られると予測し、対策を講じていると強調した。  ロシアのショイグ国防相は28日、プーチン大統領に対し、部分動員令に基づく予備役30万人の招集が完了したと報告していた。ウクライナ軍による東・南部での反転攻勢に対し、戦線の立て直しを図る狙いとみられるが、拙速な動員により、十分な態勢を構築できていない可能性がある。  一方、ロシア側はウクライナ軍が攻勢を強める南部ヘルソン州からの民間人の避難作業を完了させた。ウクライナ軍の発表によれば、ロシア軍は民間人が立ち去った地域に約1000人の兵士を送り込み、地元住民が暮らしていた住居を占拠している。  ゼレンスキー氏はまた、ロシアが占領地域から撤退する際、救急車や医療機器などを持ち去ったと主張。医療関係者にもロシアに移り住むよう圧力をかけていたという。 【時事通信社】
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