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国境紛争で対立継続=対中依存の脱却図る―インド


 【ニューデリー時事】中国と国境紛争を抱えるインドのモディ政権は、3期目の習近平政権が対外的に強硬姿勢を続けると予想し警戒している。関係改善の兆しは見えず、経済の中国依存から脱却を図る動きも出ている。  インド軍は2020年、係争地のインド北部ラダック地方で中国軍と衝突し、45年ぶりに双方に死者が出た。インドは中国主導の上海協力機構(SCO)加盟国だが、両国は衝突以降、首脳会談を開いていない。モディ首相は、日米やオーストラリアとの4カ国連携枠組み「クアッド」への傾斜を強めている。  地元メディアによると、ジャイシャンカル外相は18日の講演で「国境地帯に平和と静寂がある場合のみ、両国関係を正常化できる」と表明。当面、中国との関係改善には慎重な態度を示した。  巨額の対中貿易赤字を抱えるインドは輸入先の多様化や国内製造業の振興に注力し、「中国離れ」を加速。中国企業を国内市場から締め出す流れも明確になってきた。元外交官のビシュヌ・プラカシュ氏は取材に「インドはいかなる事態にも備え、国益を守るためあらゆる手段を講じるつもりだ」と述べた。 【時事通信社】 〔写真説明〕インドのモディ首相(左)と中国の習近平国家主席=2019年10月、インド南部チェンナイ郊外の港町マハーバリプラム(AFP時事)
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