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手足口病、感染高止まり=東北や東海で患者多く―感染研


 乳幼児らが夏にかかりやすい手足口病の感染者数が、高止まりしている。1医療機関(定点)当たりの報告数は、新型コロナウイルス流行後では最多が続き、10月初めとしては過去10年で3番目に多い。患者は東北や東海で目立っており、国立感染症研究所などが注意を呼び掛けている。  手足口病は、手足や口に水疱(すいほう)性の発疹ができるウイルス性感染症。発熱する場合があり、まれに脳炎などの合併症が起きる。例年7月下旬ごろに本格的な流行を迎える。  感染研によると、全国約3000の小児科からの報告数(9月26日~今月2日)は定点当たり1.98。8月中旬以降、過去5年の平均より高い水準が続く。  都道府県別では、流行の警報基準(5)をわずかに下回る宮城の4.67が最多で、山形3.79、愛知3.25、青森3.24、福島3.08と続く。9月中旬から減少傾向に転じたが、10月に入り減少ペースが鈍化した。  手足口病などは2020~21年、ほとんど流行しなかった。新型コロナ流行に伴う自粛生活や感染対策強化が要因とされる。一方で、子供らの免疫が低下し、一度広がると大流行する恐れが指摘されている。  感染研によると、手足口病はせきやくしゃみ、接触で感染する。手洗いの徹底や排せつ物の適切な処理などが有効な感染予防策という。 (了) 【時事通信社】
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