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習氏3期目入り、規約改正へ=台湾統一「武力行使、放棄せず」―16日共産党大会開幕・中国


 【北京時事】中国の第20回共産党大会が16日、北京の人民大会堂で開幕する。22日までの日程で、習近平総書記(国家主席)の異例の3期目入りが決まることが確実な情勢だ。今回の党大会では、習氏の権威を高める党規約改正案の採択を行い、次期指導部人事を決める。初日に習氏が読み上げる中央委員会報告(政治報告)で、台湾統一に向けて強い意欲を表明するとみられる。  党大会報道官は15日の記者会見で、習氏が政治報告の起草作業でグループ長を務めたことを明らかにした。慣例では、次期指導者が起草の責任者を担う。  党大会報道官はまた、台湾統一について「平和統一が第一の選択」「非平和的な方法はやむを得ない状況下で取る最後の選択だ」としながらも、「武力の行使も放棄しない」と改めて明言した。今回の党大会では、党規約で台湾統一に関して「党の歴史的任務」などと、これまでよりも強い表現を使うことになりそうだ。  党規約で習氏の権威を強化する表現としては、党の行動指針に「習近平思想」と明記することや、かつて建国の父、毛沢東に使われた呼称「領袖(りょうしゅう)」を習氏に適用することなどが取り沙汰されている。絶大な権力を持つ「党主席」制が復活するという観測もある。  大会前の最終調整として9~12日に開かれた第19期中央委員会第7回総会(7中総会)のコミュニケは、習氏の地位と思想を確固たるものにすることを意味する「二つの確立」について「決定的意義を深く理解しなければならない」と明記した。「二つの確立」は党規約に盛り込まれる見通しだ。  一方、人事では最高指導部メンバーである政治局常務委員(現在7人)の構成が焦点だ。習氏は政権基盤を強化するため、多くの側近の起用を目指しているもようだ。新指導部人事は23日の第20期中央委員会第1回総会(1中総会)後に明らかにされる。 【時事通信社】 〔写真説明〕15日、北京市内に設置された第20回中国共産党大会の開催を祝う飾りの前で記念撮影する市民 〔写真説明〕中国の習近平政権の実績をたたえる展示=12日、北京(AFP時事)
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