プーチン氏は「対話再開を」＝ウクライナに防空システム供与へ―仏大統領

　【パリ時事】フランスのマクロン大統領は１２日、仏テレビで「（ロシアの）プーチン大統領はこの戦争をやめ、ウクライナの領土を尊重し、話し合いのテーブルに戻るべきだ」と述べ、対話の再開を呼び掛けた。９月１１日を最後に途絶えている自身とプーチン氏との会談についても「必要な時はいつでも」応じると強調した。 　またマクロン氏は、ウクライナに対して今後数週間以内に防空システムや対空ミサイル、レーダーを供与すると表明。ただ「われわれも自国を守っており、ウクライナが要求するほどの量を提供することはできない」と話した。供与する防空システムの数など具体的な内容は明らかにしなかった。　【時事通信社】 〔写真説明〕フランスのマクロン大統領＝１１日、パリ（ＥＰＡ時事）