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人事、規約改正案を審議=7中総会開幕、党大会へ詰め―中国


 【北京時事】中国共産党の第19期中央委員会第7回総会(7中総会)が9日、北京で開幕した。国営新華社通信が伝えた。期間は4日間程度とみられ、16日から始まる第20回党大会へ詰めの調整が行われる。3期目入りが見込まれる習近平総書記(国家主席)をトップとする次期指導部人事や、習氏の権威強化に向けた文言がどのような形で党規約に盛り込まれるかが焦点となる。  7中総会の会場周辺には、多数の要員が配置され、厳重な警備態勢が敷かれた。「第20回党大会を喜んで迎えよう」というスローガンや装飾も掲げられた。記者が周辺を歩いていると、私服と制服の警官ら6人に囲まれ退去を要求された。うち3人は、記者が最寄りの地下鉄駅の改札を通るまで離れることはなかった。  7中総会では、党大会で採択される党規約改正案のほか、習氏が大会冒頭で読み上げる中央委員会報告(政治報告)案を非公開で審議する。  注目されるのは、最高指導部を構成する現在7人の政治局常務委員の人事。習氏が自身の側近をどれだけ起用できるかによって、3期目の安定度が左右される。新たな最高指導部は、党大会閉幕の翌日に開かれる第20期中央委員会第1回総会(1中総会)で正式に選出される。  党規約の改正に関しては、別格の指導者としての習氏の地位を確固としたものにするスローガン「二つの確立」が書き込まれるという見方が強まっている。「二つの確立」は「党中央の核心・全党の核心」としての習氏の地位と、習氏の思想の指導的地位の確立を指す。ただ、党が禁じる個人崇拝につながりかねないとして批判も出ている。  2017年の前回党大会では「習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想」が、行動指針として党規約に盛り込まれた。今回、「毛沢東思想」と同列の「習近平思想」に格上げされる可能性がある。緊張が高まる台湾情勢をめぐり、規約で「祖国統一」を「党の歴史的任務」と明記するかにも関心が集まる。 【時事通信社】 〔写真説明〕9日、北京で、第20回中国共産党大会を「喜んで迎えよう」と書かれた看板の前を歩く市民 〔写真説明〕中国共産党の習近平総書記(国家主席)=9月16日、ウズベキスタン・サマルカンド(EPA時事) 〔写真説明〕9日、北京の商業施設の大型電光掲示板に映された、第20回中国共産党大会を「勝利で迎えよう」と呼び掛ける表示
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