最新ワクチン承認、来月５日審議＝派生型「ＢＡ．５」に対応―厚労省

　新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型「ＢＡ．５」などに対応した米ファイザー社の最新型ワクチンについて、厚生労働省は２８日、承認の可否を判断する部会を１０月５日に開くと発表した。ワクチン接種の対象外となっている生後６カ月～４歳児への使用可否も併せて審議する。　 　「ＢＡ．５」は感染第７波の主流を占める。ファイザーは９月中旬、最新型ワクチンの承認を厚労省に申請していた。 　オミクロン株対応のワクチンをめぐっては、厚労省は２０日から、中国・武漢由来の株とオミクロン株「ＢＡ．１」に対応する米ファイザー社と米モデルナ社製の「２価ワクチン」の接種を開始した。ファイザー製は１２歳以上、モデルナ製は１８歳以上が対象で、「ＢＡ．５」にも効果があることから同省は積極的な接種を呼び掛けている。（了）【時事通信社】