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「また時間だけたつのか」=被害者家族ら不安訴え―拉致進展見えず、政府に不満・東京


 北朝鮮が日本人の拉致を認めた日朝首脳会談から17日で20年を迎えるのを前に、被害者家族や支援団体の「救う会」が16日、東京都文京区で集会を開き、一刻も早い被害者救出を訴えた。一方、目に見える成果が得られないまま20年の月日が経過したことに、家族らは「またこうして10年たっていくのか」と不安を訴え、政府への不満を口にした。   拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟で家族会代表の拓也さん(54)は「拉致被害者側だけが最前線で声を上げなくてはならない構図は今も昔も変わらない」と発言。拉致問題に対する政府の対応を批判した。  この20年間で、父滋さんを含む親世代の多くが、拉致された子どもらとの再会を果たせずに亡くなった。拓也さんは「当たり前の願いがかなうことなく他界された無念さを、日本政府は真剣に受け止める必要がある」と強調した。  母早紀江さん(86)も事態が進展していない現状に「どうしたらいいのだろうと心を痛め、悲しい思いをしている」と打ち明けた。田口八重子さん=同(22)=の長男飯塚耕一郎さん(45)は「政府には本当に救う気持ちがあるのか」と憤った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕日朝首脳会談から20年を迎えるのを前に、集会に参加した横田めぐみさんの母早紀江さん(中央)ら拉致被害者の家族=16日午後、東京都文京区 〔写真説明〕日朝首脳会談から20年を迎えるのを前に、集会で思いを述べる拉致被害者の横田めぐみさんの弟で、家族会代表の拓也さん=16日午後、東京都文京区
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