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研究開発部門で新薬開発=妻は元同僚、ともに薬学の知識―第一三共社員の吉田容疑者


 有毒のメタノールを摂取させ妻を殺害したとして逮捕された吉田佳右容疑者(40)は、勤務先の製薬大手「第一三共」で研究開発部門に所属し、新薬の開発などを担っていた。  捜査関係者によると、吉田容疑者は北海道大大学院薬学研究科を修了後、2007年4月に第一三共に入社。新薬など医薬品の研究開発に携わり、仕事をしながら千葉大大学院にも通った。  同社によると、研究でメタノールを扱うこともあった。勤務態度に問題はなかったという。  一方、死亡した妻の容子さん=当時(40)=は京都大大学院農学研究科を修了。07年4月に第一三共に入社し、同期の吉田容疑者と10年に結婚した。その後退社して別の会社に勤務し、事件当時は小学生の長男と3人暮らしだった。ただ、夫婦仲は数年前から悪化しており、家庭内別居状態が続いていたという。  警視庁は容子さんについて「薬学の知識は豊富で、摂取するとけいれんや呼吸困難などが生じるメタノールが自殺には向かないと分かっていた」と判断。容子さんの直近のインターネットの検索履歴も長男の塾に関するものや本の予約をした記録などで、自らメタノールを摂取する可能性はないとみて、吉田容疑者の逮捕に踏み切った。 (了)【時事通信社】
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