逮捕の巡査を懲戒免職＝居酒屋更衣室で現金盗む―警視庁

　警視庁は１６日、居酒屋の更衣室で現金を盗んだなどとして６月に逮捕した築地署警務課の男性巡査（２７）を懲戒免職処分とした。「借金があり、金に困ってやった」と話しているという。 　同庁によると、巡査は６月２５日午後、東京都中野区の居酒屋の更衣室に侵入し、従業員４人の財布から現金約３万８５００円を盗んだ。この日は休みで、午前中から同僚との親睦会で飲酒。店を移した２次会の最中で、更衣室から出てきたところを目撃され、発覚した。 　大嶌正洋警務部参事官の話　職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努める。　（了）【時事通信社】