ＩＰＥＦ閣僚会合へ協力確認＝西村経産相、米通商代表と

　【ワシントン時事】西村康稔経済産業相は３１日、米通商代表部（ＵＳＴＲ）のタイ代表とオンラインで会談した。米国が主導する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み（ＩＰＥＦ）」の閣僚級会合が米ロサンゼルスで来週開催されるのを前に、日米の協力強化を確認。西村氏が経産相就任後にタイ氏と会談したのは初めて。 　ＩＰＥＦに参加表明した日米など１４カ国は、９月８、９両日に初めて対面形式の閣僚級会合を開き、正式な交渉開始の合意を目指す。タイ氏は交渉分野の一つである貿易分野を担当。ＵＳＴＲによると、タイ氏は西村氏の就任に祝意を伝えた上で、ＩＰＥＦ会議に向けて意見を交わした。　【時事通信社】