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「中国の行動、危険な緊張拡大」=米空軍長官単独インタビュー


 【ワシントン時事】ケンドール米空軍長官は29日、国防総省で時事通信の単独インタビューに応じ、ペロシ下院議長らの台湾訪問への中国の反発について「台湾周辺・上空での侵略的行為は不必要、かつ危険なまでにエスカレートした。大きな判断ミスだ」と批判した。長官は先週、日本とオーストラリアを歴訪した。  ケンドール氏は、インド太平洋域内の中国の台頭について「核弾頭を増やし、サイバーや宇宙の領域でも攻撃的になっている。日豪など戦略的パートナーと共に対処する必要がある」と指摘。その上で「そのために(軍の)近代化を進め、次世代装備品を導入する」と述べた。  自衛隊との協力に関しては「非常に緊密で、時間とともに深まっている。米側と同盟国との『統合』された指揮統制のあり方を探っている」と説明。さらに「米空軍が日本で拠点としている3カ所の基地(横田、嘉手納、三沢)を他のパートナー国と共同使用することに加え、民間飛行場の利用も可能にしたい。日本や関係国と協議している」と述べた。  また、ロシアによるウクライナ侵攻から「中国が学ぶべきもの」があるとして、(1)侵攻の結果、北大西洋条約機構(NATO)が強化された(2)ロシアは自軍の能力を見誤った(3)侵略国はすぐに勝利を得られない―と指摘。「中国が軍事行動によって台湾を取り戻そうとするのは重大な誤りだ」と警告した。 【時事通信社】 〔写真説明〕29日、米国防総省でインタビューに応じるケンドール空軍長官=ワシントン近郊
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