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追手門学院元職員に労災認定=研修で「腐ったミカン」、うつ病に


 学校法人追手門学院(大阪府)の元職員の50代男性がうつ病を発症したのは、職員研修で「腐ったミカン」と人格を否定されたことなどによる強い心理的負荷が原因として、茨木労働基準監督署が労災認定していたことが29日、分かった。  代理人弁護士などによると、男性は2016年8月、同法人の指示を受け、コンサルタント会社「ブレインアカデミー」(東京都)のキャリア研修を5日間受講したが、講師から「あなたのように腐ったミカンを置いておくわけにはいかない」などと連日言われた。研修後、同法人理事長らと複数回面談し、退職を求められた。男性は17年2月にうつ病と診断された。  労基署は「退職勧奨とも人格否定ともいえる発言」と認定した上で、同法人側も講師の発言を許容しており、「意向に沿ったもの」と判断。雇用継続を求める男性への退職強要があったと認めた。労災認定は今年3月25日付。  男性ら研修受講者3人は20年8月、同法人や同社などに計約2200万円の損害賠償などを求める訴訟を大阪地裁に起こした。同法人側は答弁書で、「業務改善が目的」と説明している。  追手門学院の話 個別の回答は差し控える。  ブレインアカデミーの話 個別案件に関するコメントは控える。 (了)【時事通信社】
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