生徒主体でジンジャーエール開発＝さいたま市〔地域〕

　食を通じてプロスポーツチームを応援しようと、さいたま市内の中高生１６人が主体となり、日本薬科大学（埼玉県伊奈町）や市内企業などの協力を得ながら、オリジナルの発酵ジンジャーエールを開発した。 　完成した食品は、発酵ジンジャーエールに栄養豊富なヨーロッパ野菜のビーツや漢方のナツメ、香り付けのためのレモンなどを加えたもの。さいたま市内で行われた試飲会では、参加者らから「おいしい」「飲みやすい」と好評だった。 　生徒の一人は「完成までたくさん手順があって、その努力の結果がこうやって一つの形になっているというのはすごく感慨深い」と話した。今後、クラウドファンディングで資金を集め、より多くの選手に食品を広めたい考えだ。　（了）【時事通信社】