低気圧が東北地方通過へ＝東・西日本に前線、大雨警戒―気象庁

　東・西日本を前線が南下する一方、前線上の低気圧が東北東へ進んだため、１８日は東海や近畿、九州北部などで激しい雨が降った。低気圧は東北地方を通過する見込み。気象庁は東北を中心に東・西日本の広い範囲で大雨に警戒し、落雷や突風に注意するよう呼び掛けた。 　静岡県川根本町では１８日午前７時４０分までの１２時間雨量が１３８ミリ、京都市では午前６時５０分までの同雨量が１０７ミリを観測した。雨量が多くなった地域は土砂災害に厳重な警戒が必要という。 　１９日午前６時までの２４時間予想雨量は多い所で、東北１８０ミリ、東海１２０ミリ、伊豆諸島と近畿１００ミリ、関東甲信と北陸、四国８０ミリ。　（了）【時事通信社】