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李俊錫氏、与党代表解任=仮処分申請で対抗、深まる混迷―韓国


 【ソウル時事】韓国与党「国民の力」は16日、李俊錫氏をトップとする党執行部を解散し、李氏を代表から解任、非常対策委員会を発足させた。しかし、李氏は差し止めの仮処分を裁判所に申し立てており、結果次第では、党が大混乱に陥る可能性がある。  李氏は7月8日に性的接待疑惑に絡んで党員資格停止6カ月の懲戒処分を受けた。さらに、李氏の追い落としを図ろうと、尹錫悦大統領に近い勢力が主導し、今月9日、非常対策委員会の設置を決定。16日に陣容が固まった。大統領と与党の支持率低迷には与党の内紛も影響しており、朱豪英・非常対策委員長は記者会見で「分裂したら滅びる。最も急がれるのは党の安定と信頼回復だ」と訴えた。  しかし、李氏は手続きの不備を理由に10日、仮処分を申請している。近く裁判所が判断を下す見込みで、主張が認められれば、非常対策委は白紙に戻り、党はコントロール不能の状態に陥りかねない。退けられても、若年層を中心に人気がある李氏が政権批判を本格化させれば、政権・与党に打撃だ。  13日に記者会見した李氏は、党の対応を「集団リンチ」と非難し、「最後まで戦う」と表明。尹氏に対しても「指導力の危機」などと厳しい言葉を浴びせた。15日には、尹氏のこれまでの国政運営を「25点」と酷評した。  李氏は今後、インターネット交流サイト(SNS)やメディア出演などを通じて支持拡大を図る考え。仮処分申請の結果にかかわらず、早ければ年内に行われる次期党代表選にも影響を及ぼす可能性があるとみられている。 【時事通信社】 〔写真説明〕韓国与党「国民の力」の代表を務めていた李俊錫氏=7月7日、ソウル(EPA時事)
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