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「広島と長崎から教訓学べ」=米中には対話訴え―国連総長


 【ニューヨーク時事】グテレス国連事務総長は3日、停滞する核軍縮を前進させるため「世界は広島と長崎の恐ろしい悲劇から教訓を学ばなければならない」と訴えた。6日の原爆の日に合わせた広島訪問を前に、ニューヨークの国連本部で日本メディアのインタビューに応じた。  ウクライナに侵攻したロシアが核戦力による威嚇を行う中、国連本部では現在、核軍縮や不拡散を定めた核拡散防止条約(NPT)の再検討会議が開かれている。  グテレス氏は「(会議では)核兵器不使用の原則を再確認することを期待する」と表明。「核兵器使用は絶対に受け入れられないと核保有国に伝えるのに、日本ほど適した国はない」とも述べ、唯一の戦争被爆国として、日本に中心的役割を担うよう求めた。  ペロシ米下院議長が台湾を訪問し、米中間で緊張が高まっている問題に関しては「世界が二つに分かれている余裕はない」と強調。対立で世界経済が混乱すれば、途上国にも悪影響が及ぶとの懸念を踏まえ、緊張緩和に向け「米中の交渉が必要だ」と呼び掛けた。  一方、国連としての立場は、中華民国(台湾)に代わり中華人民共和国(中国)を国連の「中国」代表と認めた「(1971年採択の)国連総会決議に基づく『一つの中国』原則に定義されている」との認識を示した。  今年に入り弾道ミサイルの発射を続けた北朝鮮については、活動が安保理決議違反だと改めて主張。北朝鮮による拉致被害者や家族、日本国民への「連帯を表したい」と語った。 【時事通信社】 〔写真説明〕3日、ニューヨークの国連本部で、日本メディアのインタビューに応じるグテレス事務総長
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