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米下院議長、台湾訪問=25年ぶり、中国は反発―対立激化必至、軍事挑発も


 【ワシントン、台北、北京時事】ペロシ米下院議長(82)は2日、台湾を訪問した。米下院議長の訪台は1997年のギングリッチ氏以来25年ぶり。中国は早速反発しており、米中二大国の対立激化は不可避の情勢だ。  台湾海峡をめぐる緊張も一層高まる可能性が高い。米ホワイトハウスは、中国が台湾海峡へのミサイル発射などの軍事的挑発に乗り出す可能性があると指摘。地理的に近接する日本の安全保障にも影響が出そうだ。  ペロシ氏は台北市にある松山空港到着後に声明を発表し、「今回の訪台は台湾の民主主義を支援するという米国の関与を示すものだ」と表明。「世界が専制主義と民主主義の選択に直面する中、米台の結束はかつてないほど重要だ」とも述べ、米国の台湾政策に変更はないと強調した。  中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則を掲げる中国は猛反発している。外務省はペロシ氏の台湾到着直後、「断固反対で厳しく非難する。米側に厳正に申し入れ、強く抗議した」とする声明を発表。国防省も報道官談話を出し、「非常に危険な行為で必ず重大な結果を引き起こす。中国軍は軍事行動を展開して抵抗する」と反発した。新華社通信によると、中国軍は4~7日に台湾を取り囲む6カ所の海空域で軍事演習や実弾射撃を行う。  ペロシ氏は米議員団を率いてインド太平洋地域を歴訪中。台湾メディアによると、3日午前に蔡英文総統らと会談する予定だ。 【時事通信社】 〔写真説明〕ペロシ米下院議長=7月29日、ワシントン(EPA時事)
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