熊本、ＢＡ．５対策宣言発令へ＝新潟も対応協議―新型コロナ

　熊本県は２日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、政府が新設した「ＢＡ．５対策強化宣言」を発令することを決めた。対策強化宣言は病床使用率がおおむね５０％を超えた場合などに都道府県が出すことができる。同県内の病床使用率は１日時点で６６％。 　対策本部会議終了後、蒲島郁夫知事が記者会見し、住民に求める措置などについて説明する。 　対策強化宣言は、オミクロン株の派生型「ＢＡ．５」の感染拡大を受け、政府が先月２９日に新設を決めた仕組み。宣言を出した都道府県は重症化リスクの高い高齢者らの外出自粛や、早期のワクチン接種を呼び掛ける。 　新潟県も２日に対策本部会議を開き、宣言発出について協議する予定だ。　（了）【時事通信社】