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総選挙は「平和と安定が条件」=国軍司令官、民主派けん制―ミャンマー


 【バンコク時事】ミャンマー国軍のミンアウンフライン総司令官は国営テレビで1日放映された演説で、総選挙の実施には平和と安定の回復が必要と強調した。総司令官は来年8月に総選挙を行うと明言していたが、前提条件を付け、クーデターで権力を握った国軍の支配に抵抗する民主派や少数民族武装勢力をけん制した。  総司令官は、一部地域で少数民族武装勢力がテロや破壊活動を支援していると主張。「総選挙を実施するため、政治と治安の安定に向けた取り組みを加速する」と述べ、反対勢力への対応を強化する考えを示唆した。  国軍は民主化指導者アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝した2020年11月の総選挙で、大規模な不正があったとしてクーデターを強行した。総司令官は「次期総選挙は全土で自由かつ公正に行われなければならない」と語った。  国軍はクーデターに合わせて発令した非常事態宣言を来年1月末まで半年間延長した。憲法の規定では今回が最後の延長で、期間満了の半年以内に総選挙を実施することになっている。  総司令官は暴力の即時停止などを盛り込んだ東南アジア諸国連合(ASEAN)との「5項目の合意」について、「昨年は暴動やテロで履行が困難だった。今年は全力で推進する」と述べた。 【時事通信社】 〔写真説明〕ミャンマー国軍のミンアウンフライン総司令官=3月27日、ネピドー(国軍提供)(AFP時事)
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