starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

「イルカにかまれた」被害相次ぐ=海水浴場で「見たら離れて」―福井


 福井県内の複数の海水浴場で野生のイルカが目撃され、海水浴客から「イルカにかまれた」との報告が相次いでいる。一部の海水浴場では、イルカが嫌うとされる超音波発信器を水中に設置するなどして対策を図っている。福井市などは、イルカの姿を見ても近づいたりせず、海から上がるよう呼び掛けている。  越前松島水族館(同県坂井市)などによると、イルカは沿岸域を好むとされる「ミナミハンドウイルカ」の雄とみられる。4月ごろに福井市の鷹巣海水浴場で目撃され、その後、同市の越廼海水浴場や同県越前町の海水浴場にも出没。遊泳客の手足をかんだり、足元にまとわりついたりする事例が確認されている。手をかまれて出血した人もいるという。鷹巣、越廼両海水浴場では7月、超音波発信器を水中に設置した。  越廼海水浴場でイルカに遭遇した同市の50代男性は「見た目はかわいらしいが、逃げようと思ったらおなかにトンとぶつかってきた」と説明。越前町でダイビングをしていた同県越前市の50代男性は「急に現れたので、びっくりした。対処方法が分からず、怖かった」と振り返った。  越前松島水族館の松原亮一副館長は「目撃されているイルカは人への執着が強いため、思うようにならないと怒り出すことがある」と指摘。体当たりされたり、海に引きずり込まれたりする可能性もあるとして、イルカの姿を確認したらすぐにその場から離れるよう訴えている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕7月16日に福井県越前町の海に出没したイルカ(岩村拓哉さん撮影・提供)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.