沖縄本島付近で台風６号発生＝東シナ海北上へ―気象庁

　気象庁は３１日、沖縄本島付近の海上で正午に熱帯低気圧が台風６号に変わったと発表した。今後東シナ海を北上し、８月１日正午までに朝鮮半島南部沖で熱帯低気圧に戻る見込み。沖縄では本島を中心に１日まで大雨や強風、高波に注意が必要という。 　一方、２９日夜に奄美地方北部を通過した台風５号は朝鮮半島南部と中国大陸の間の黄海にあり、１日に熱帯低気圧に変わると予想される。 　沖縄県東村では３１日午前１１時２０分までの１時間に４４ミリの激しい雨が降った。北大東村では午後２時２０分ごろに最大瞬間風速２２．６メートルを観測した。 　沖縄本島の１日午後３時までの２４時間雨量は多い所で１２０ミリと予想される。 　６号は３１日正午、那覇市の北約４０キロの海上を時速３０キロで北へ進んだ。中心気圧は９９８ヘクトパスカル、最大風速１８メートル、最大瞬間風速２５メートル。南東側４４０キロ以内と北西側２８０キロ以内が風速１５メートル以上の強風域。　（了）【時事通信社】