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運転手技量「大丈夫と報告」=バス転落事故で元運行管理者―長野地裁


 長野県軽井沢町で2016年1月、大学生ら15人が死亡するなどしたスキーツアーバス転落事故で、業務上過失致死傷罪に問われた運行会社「イーエスピー」(東京)の社長高橋美作被告(60)らの公判が20日、長野地裁(大野洋裁判長)で開かれた。運行管理者だった元社員荒井強被告(53)は被告人質問で、事故で死亡した運転手の技量について、別の従業員から「大丈夫だ」と報告を受けていたと述べた。  公判で検察側は、死亡した運転手が面接時に「大型バスの運転に不安がある」と話したのに、荒井被告が技量を確認せず雇ったと訴えている。これに対し荒井被告は、「私は聞いていない」と述べ、検察側の主張を否定した。  高橋被告はこれまでの公判で、死亡した運転手の技量確認は荒井被告に任せていたと話している。   起訴状によると、両被告は運転手が大型バスの運転に不慣れで、冬の峠道を夜に長時間運転すれば事故を起こす可能性があると予見できたのに、必要な訓練などをせず運転させ、事故を起こしたとされる。両被告は公判でいずれも無罪を主張している。(了)【時事通信社】
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