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西バルカン2国と加盟交渉入りへ=ブルガリアが反対撤回―EU


 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の今年後半の議長国チェコのフィアラ首相は18日、西バルカン地域の北マケドニア、アルバニアの両国とのEU加盟交渉入りについて、全加盟国が合意したとツイッターで明らかにした。両国首脳が19日にブリュッセルを訪れ、正式に協議を始める見通しだ。  北マケドニアの議会が16日、交渉入りに反対する隣国ブルガリアとの対立解消に向けたフランスの仲裁案を承認。必要だった全加盟国からの同意を得られた。ただ、加盟実現にはさらに数年を要するとみられる。  フィアラ氏は「西バルカン諸国をEUに近づけるための重要な一歩だ」と強調した。  北マケドニアは2004年、アルバニアは09年にEU加盟を申請。それぞれ05年と14年に加盟候補国として認定された。EUは20年3月に両国との加盟交渉開始を決めたが、ブルガリアが北マケドニアの言語や同国内の少数派ブルガリア系住民の扱いを理由に交渉入りを拒否。アルバニアと共に初会合が先送りされてきた。  北マケドニアが仲裁案に従ってブルガリア系住民の存在を認める改憲を実施したことで、ブルガリアは反対を取り下げた。北マケドニアはEUや北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けてギリシャとの対立を解消するため、19年に当時の「マケドニア」から国名を変更している。 【時事通信社】 〔写真説明〕チェコのフィアラ首相=7日、プラハ(EPA時事)
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