英次期首相レース始まる＝有力候補に国防相ら

　【ロンドン時事】ジョンソン英首相の辞意表明を受け、与党保守党で次期首相選出に向けたレースが事実上始まった。８日付のフィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）紙は、与党内では月内に新党首選びを開始し、９月上旬までの新首相就任が検討されていると伝えた。有力候補としてウォレス国防相やモーダント通商政策担当国務相らが浮上している。 　下院外交委員会の委員長を務めるトゥゲンドハット議員は８日付のデーリー・テレグラフ紙への寄稿で、「首相として国民の要請に応えたい」と早々に立候補を表明。ブレイバーマン法務長官も出馬の意思を明らかにした。　【時事通信社】 〔写真説明〕ウォレス英国防相＝６日、ロンドン（ＡＦＰ時事） 〔写真説明〕モーダント英通商政策担当国務相＝２０１９年７月、ロンドン（ＡＦＰ時事）