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バイデン政権、米バスケ選手拘束に苦慮=ロシア「囚人交換」示唆


 【ワシントン時事】米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)のブリトニー・グライナー選手がロシア当局に拘束された問題をめぐり、バイデン政権が対応に苦慮している。政権は選手の帰国を「最優先事項」(高官)と位置付けるが、「囚人交換」を示唆するロシア側に足元を見られる可能性もあり、厳しい状況だ。  「一刻も早い解放に向けて努力している」。バイデン氏は6日、グライナー選手の家族に電話し全面的な支援を約束した。同選手はバイデン氏に「帰国のため全力を尽くしてほしい」と懇願する手紙を送り、米メディアで大きく報道されている。  ニューヨーク・タイムズ紙によると、ロシア側は米国で収監されている旧ソ連軍関係者ビクトル・ボウト被告とグライナー選手の交換に関心を示しているという。米ロ両政府は4月、国内の収監者をそれぞれ釈放した経緯がある。  ただ、グライナー選手の拘束を「不当」と主張する米側が、紛争地で武器を密売し「死の商人」とも呼ばれたボウト被告との交換に応じるのは容易でない。さらにロシアは、スパイ罪で収監中のポール・ウィラン元米海兵隊員ら、他の米国人も拘束しており、スター選手の特別扱いは米国内で批判を招きかねない。  ジャンピエール大統領報道官は6日、囚人交換の可能性を問う記者団に対し「この件に関し公の場で交渉するつもりはない」と回答を避けた。 【時事通信社】 〔写真説明〕モスクワ郊外の裁判所に到着した米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)のブリトニー・グライナー選手=1日(AFP時事)
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