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脱マスク、分かれる判断=「知名度向上」「感染防止」―コロナ対策で候補者【22参院選】


 今回の参院選では、新型コロナウイルス下で初の大型国政選挙となった昨年10月の衆院選と異なり、マスクを外して街頭演説に臨む候補者の姿も多く見られるようになった。「顔を見せることで知名度の向上を図れる」と期待する陣営がある一方、感染拡大防止に気を使ってマスク着用を続ける候補者もおり、模索が続いている。  公示後初の週末となった25日、東京・銀座の歩行者天国では、東京選挙区の新人男性候補がマスクを外して声をからしていた。演説を終えるとマスクを着け直し、集まった支持者らに駆け寄って「グータッチ」や記念撮影に応じた。  この候補の陣営は選挙期間中、聴衆との距離が十分取れている屋外では、マスクを外して演説することにしている。陣営幹部は「新人なのでタレント候補のような知名度は持っていない。マスクを外し、限られた期間の中で顔と名前を覚えてもらうことが大事だ」と強調した。  同じ東京選挙区の新人女性候補も、周囲との距離が十分に取れている場所での演説ではマスクを着けない。候補者自身の熱中症対策や、口の動きで言葉を読み取る人への配慮も兼ねているという。27日、JR錦糸町駅前で演説を聴いていた無職女性(80)は、「マスクを外していて驚いた」としつつ、「表情や気持ちが伝わりやすくて良かった」と話した。  一方、同じ選挙区の現職男性候補は、街頭演説時もマスク着用を続けている。感染者数が下げ止まってきていることもあり、陣営の幹部は「新型コロナウイルスは決して収束しているわけではない。自覚のないまま周囲に感染を広げ、支援者を不安にさせてはいけない」と強調した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕マスクを外して演説する参院選の候補者=25日、東京都中央区
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