梅雨期間雨量、平年より少ない＝関東甲信や東海など―気象庁

　気象庁は２７日、関東甲信と東海、九州南部の梅雨期間中の主な観測点の雨量を発表した。関東甲信は６日、東海は１４日、九州南部は１１日に梅雨入りしており、梅雨明け前日の２６日までの雨量を平年同期と比べると、大半が少なかった。東京都心（千代田区）や宇都宮市、岐阜市は半分程度にとどまった。 　今後１週間程度は晴れる日が多く、高温や少雨の農作物への影響に注意が必要とみられる。 　主な観測点の雨量（速報値）は次の通り（単位ミリ、カッコ内は平年同期）。 　【関東甲信】水戸６７．５（１００．６）▽宇都宮６７．０（１３１．６）▽前橋９５．５（１１１．３）▽埼玉・熊谷８２．０（１１５．０）▽東京都心５９．０（１２７．５）▽千葉７３．０（１１４．９）▽横浜８７．５（１４４．７）▽甲府５５．０（８５．１）▽長野７６．０（７６．２） 　【東海】静岡１２０．５（１４０．７）▽名古屋８２．５（９６．６）▽岐阜５３．０（１１９．３）▽津９１．５（１０３．２） 　【九州南部】宮崎２８３．０（３２０．０）▽鹿児島３５０．０（３５９．５）。　（了）【時事通信社】