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投票率アップへ工夫さまざま=若者向け動画広告や選挙割【22参院選】


 22日に公示された参院選では、投票率アップに向け、各地で取り組みが進められている。若者に人気の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の活用や、投票に行った人を対象にした「選挙割」など、工夫はさまざまだ。  前回2019年参院選の投票率が全国ワースト10位だった千葉県。特に18~19歳は35.14%、20~24歳は27.85%と、いずれも前々回の16年参院選より大幅に下がった。  危機感を持った県選管は、ツイッターやユーチューブなどに加え、今回からティックトックにもメッセージアプリ風のやりとりで投票を促す広告を流す。映画館でも、若者に人気のアニメ映画2本の上映前に広告を放映する。同選管書記長補佐の中村龍夫さん(42)は「今回は若者をメインターゲットに投票率向上を図りたい」と話す。  10年ほど前から徐々に広がりを見せる「選挙割」は、参加する店舗で投票済み証明書や投票所の看板の前で撮った写真を見せると、割引などを受けられる仕組みだ。一般社団法人「選挙割協会」によると、今回の参院選では全国で2500店以上が参加の見込みという。同協会代表の佐藤章太郎さん(49)は「選挙に関心がない人の投票行動につながり、地域活性化などの相乗効果もある」と話す。  東京・下北沢の「きくや文具店」も7~8年前から選挙割を始めた。今回の参院選でも公示翌日の23日から投開票日の7月10日まで、投票済み証明書を提示すれば全商品を1割引きで購入できる。投開票日の翌日から1週間は、店舗のある世田谷区の投票率が50%以下なら1割引き、51~65%なら2割引き、66%以上は3割引きとする。  店主の大塚智弘さん(57)は選挙割を始めたきっかけについて、「学生の利用客が多く、身近なところから選挙への関心を広げたいと感じた」と話す。「選挙割もまだまだ浸透していない。若い人にもっと選挙へ行ってほしい」と期待を込めた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕「選挙割」のポスターを持つきくや文具店店主の大塚智弘さん=24日、東京都世田谷区
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