ウクライナを「加盟候補国」に＝ＥＵ入り申請で勧告―欧州委

　【ブリュッセル時事】欧州連合（ＥＵ）欧州委員会は１７日、ウクライナとモルドバ、ジョージア（グルジア）のＥＵ加盟申請をめぐり、３カ国それぞれについて意見書を公表した。ウクライナとモルドバを「加盟候補国」として認定するよう加盟国に勧告した。 　ＥＵは意見書に基づき、２３、２４両日に開く首脳会議で協議する。全２７加盟国が同意すれば加盟候補国に認定され、加盟交渉入りの道が開かれる。 　ウクライナはロシア軍の侵攻を受けた直後の２月末、ＥＵ加盟を申請。早期の加盟承認を訴えている。ウクライナと同じ旧ソ連構成国でロシアの軍事的脅威にさらされているモルドバとジョージアも３月初めに加盟申請した。　【時事通信社】