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10年前から面識か=贈賄側業者、引っ越し手伝いも―国際医療センター汚職・警視庁


 国立研究開発法人「国立国際医療研究センター」(東京都新宿区)の物品納入をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された同センター総務課係長笠井崇一郎容疑者(39)は、贈賄側の業者と10年ほど前から面識があったことが4日、捜査関係者への取材で分かった。  警視庁捜査2課は、以前から面識のあった笠井容疑者が同センターで業者選定権限を持つことに着目し、贈賄側が接待攻勢などを強めたとみて調べている。  贈賄容疑で再逮捕された電気製品販売会社「小松電器」(千葉県船橋市)社長の松丸隆行容疑者(43)は2008年に父親が経営する同社に入社。営業担当を経て、18年に社長となった。関係者によると、同社は千葉県内で独立行政法人「国立病院機構」が運営する病院などを主な取引先としていた。  笠井容疑者は09~17年、同機構が運営する「千葉医療センター」(千葉市)に勤務。物品購入などを担当する契約係だった時期もあり、出入り業者の中の一人として、松丸容疑者と面識を得た可能性がある。  19年4月、「西新潟中央病院」(新潟市)から現在の勤務先に出向する際には、新潟県から東京都への引っ越しを松丸容疑者が手伝っていたという。  笠井容疑者は19年3月~21年11月ごろ、物品納入の契約で有利な取り計らいを受けたいとの趣旨と知りながら、松丸容疑者から現金や家具、飲食接待など計約380万円相当の賄賂を受け取ったとして逮捕された。 (了)【時事通信社】
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