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サッカー欧州CL決勝で混乱=政権批判、下院選に影響―仏


 【パリ時事】パリ郊外サンドニで行われたサッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝で、殺到した観客に治安当局が不適切な対応をしたとして、フランスのダルマナン内相に批判が集まっている。野党はマクロン大統領の責任を追及する姿勢を強めており、12日に第1回投票が行われる国民議会(下院、定数577)選挙への影響も避けられない状況だ。  問題となったのは、5月28日のレアル・マドリード(スペイン)とリバプール(イングランド)の決勝。試合開始前、会場入り口に殺到したリバプールサポーターに対応し切れなくなった治安当局が、入り口を封鎖してサポーターに催涙スプレーを噴射した。仏メディアによれば、混乱に乗じてチケットを持たない地元の若者らが柵を越えて入場し、状況がさらに悪化。115人が負傷し、試合開始が30分遅れたという。  ダルマナン内相は当初、「3万~4万人の英サポーターが入場券不所持か、偽造券を持っていた」と主張し、治安当局を擁護していた。ただルモンド紙によれば、入場時に発覚した偽造券は約2800枚。欧州サッカー連盟はダルマナン氏の主張に懐疑的だという。  ダルマナン氏は今月1日、野党が多数を占める上院での聴取で「もっと良い運営が可能だった」と認めた。さらに「催涙スプレーの過度な使用を心から謝罪したい」と表明。ただ、英サポーターに責任を転嫁する主張は変わっていない。 【時事通信社】 〔写真説明〕フランスのダルマナン内相=5月30日、パリ(AFP時事) 〔写真説明〕サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝前に、フェンスを越えて会場に入ってきたサポーターに対処する警察=5月28日、パリ郊外サンドニ(AFPのビデオ映像から・AFP時事)
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