身元不明女性の復元写真公開＝６年前、荒川河川敷で発見―警視庁

　２０１６年６月に東京都江東区の荒川河川敷で見つかった白骨化した女性の遺体について、警視庁捜査１課は２日、復元した顔写真を公開した。周辺の駅や商業施設にポスター５０００枚を掲示するなどし、情報提供を呼び掛けている。 　同課によると、写真は複製した頭蓋骨を基に有識者らの協力を得て作製した。女性は２０～４０代で、身長は約１６５センチ。服装は赤色ボーダー柄セーター、黒色ズボンで、靴や所持品は無かった。 　同年６月２６日午後２時１０分ごろ、同区東砂の荒川河川敷で、うつぶせ状態で枯れ草に覆われた女性の遺体を近隣住民が発見。白骨化が進んだ状態で、死後１年以内程度だったという。同課は事件と事故の両面から女性が死亡した経緯を調べている。 　情報提供は城東署０３（３６９９）０１１０まで。　（了）【時事通信社】