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「動かなくなるまで殴った」=代理処罰、中国人が供述―22年前の妊婦殺害、捜査終結・警視庁


 東京都大田区で2000年、妊娠中の女性が殺害された事件で、日本政府の代理処罰(国外犯処罰)要請により中国の裁判所で猶予付き死刑判決が確定した中国籍の李富春容疑者(48)が公判で「動かなくなるまで金づちで殴り、台所の包丁で首を刺した」と供述し、容疑を認めていたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。  警視庁捜査1課は同日、殺人容疑で李容疑者を書類送検し、一連の捜査を終結した。  送検容疑は00年2月19日早朝、中国出身の主婦宇野純子さん=当時(23)=が住んでいた大田区東蒲田のアパートで、妊娠8カ月の宇野さんの首を包丁で刺し、失血死させるなどした疑い。  同年7月、宇野さんの親戚に当たる4人が殺人容疑で警視庁に逮捕され、3人が懲役8~12年の実刑判決を受けた。実行役の李容疑者も親戚で、事件翌日に成田空港から出国した。  日本政府は06年4月、中国に代理処罰を要請。猶予付き死刑判決が出たとの情報を入手し、09年7月に国際刑事警察機構(ICPO)を通じ中国側に情報提供を求めた。昨年末に判決文が届き、08年5月に判決が確定していたことを確認した。同課の未解決事件は残り104件となった。 (了)【時事通信社】
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