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「優しい言葉に涙」=拉致被害者家族、面会のバイデン氏に謝意


 バイデン米大統領と東京・元赤坂の迎賓館で面会した拉致被害者家族が23日午後、都内で記者会見し、面会の様子を振り返った。当初予定を変更して全員の訴えに聴き入ったバイデン氏に、家族らは「想定外の心温かい行為」と謝意を表した。  面会には8家族11人が参加した。横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟で家族会代表の横田拓也さん(53)ら2人が代表して発言する予定だったが、バイデン氏は約25分の面会の間、一人一人の話に耳を傾け、握手して回ったという。  拓也さんは「着席していた母の前にひざまずき、優しい言葉を掛けてくれた」と明かし、「涙が止まらなかった」と感謝した。めぐみさんの母早紀江さん(86)によると、バイデン氏は自身も長男を亡くしたことに触れ、「親の気持ちは同じです」と話したという。  田口八重子さん=同(22)=の長男で家族会事務局長の飯塚耕一郎さん(45)は、「44年会えておらず、記憶も一切ない。再会して家族をスタートさせたい」と訴えたといい、「真摯(しんし)に話を聞いてもらい、感謝の念に堪えない」と述べた。  松本京子さん=同(29)=の兄、孟さん(75)は、バイデン氏から亡き長男の写真を見せられたという。「拉致問題に対して頑張ってくれると感じた。良い時間を過ごさせてもらった」と話した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕バイデン米大統領と面会後、記者会見する(左から)横田めぐみさんの母、横田早紀江さん、家族会代表の横田拓也さん、横田哲也さん、飯塚耕一郎さんら=23日午後、東京都千代田区
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