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漏えい先業者に再就職予定=基地施設談合で元防衛局課長―愛知県警


 航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)の施設建設工事をめぐる官製談合事件で、逮捕された元防衛省近畿中部防衛局建築課長、稲垣正義容疑者(60)が定年後、入札情報を漏らしたとされる同省OBが勤務する建設会社に再就職する予定だったことが12日、捜査関係者への取材で分かった。愛知県警は漏えいの見返りだった可能性もあるとみて調べている。  県警は同日、官製談合防止法違反容疑などで稲垣容疑者ら2人を送検した。  捜査関係者によると、稲垣容疑者は今年3月に防衛省を定年退職したが、OBの村上泉容疑者(65)が顧問を務める建設会社「アイサワ工業」(岡山市)に、後任として6月に再就職する予定だった。村上容疑者側が持ち掛けたとみられ、入札情報は居酒屋などでやりとりしていたという。  アイサワ工業は取材に、弁護士を通じて「ノーコメント」と回答した。  防衛省によると、稲垣容疑者は2014年から近畿中部防衛局建築課に在籍し、村上容疑者は14~18年に同防衛局の支局で建築課長などを務めていた。いずれも建築畑の技術職で業務上のつながりがあったという。  両容疑者は、同防衛局が20年11月に実施した施設建設工事の一般競争入札をめぐり、入札情報を漏らしたなどとして逮捕された。 (了)【時事通信社】
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