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元課長、容疑認める=適正な業者選定工作か―病院汚職・警視庁


 独立行政法人「国立病院機構」(東京都目黒区)が運営する下志津病院(千葉県四街道市)をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された同病院元企画課長安彦昌人容疑者(60)が容疑を大筋で認めていることが12日、捜査関係者への取材で分かった。  同容疑者が取引業者による架空の見積書作成を容認していたことも判明。警視庁捜査2課は適正な業者選定を装うためだったとみて、癒着の実態解明を急ぐ。  捜査関係者によると、安彦容疑者は便宜を図った見返りに、飲食や旅行の接待を受けたなどとする容疑を大筋で認めているという。  捜査2課によると、安彦容疑者は設備工事などの発注をめぐり、贈賄容疑で逮捕された電気製品販売会社「小松電器」社長の松丸隆行容疑者(43)が同社のほかに、別会社名義で架空の見積書を作成するのを容認。相見積もりを取った上で、適正に小松電器と随意契約を結んだように装っていたとされる。  松丸容疑者は便宜の見返りとして、関西、北陸、東北地方などで5回にわたり、接待旅行を提供。旅行には安彦容疑者の家族や、別の病院職員が同行したこともあったという。  国立病院機構は3月、松丸容疑者から旅行接待などを受けたとして、機構本部と病院職員計28人を解雇などの処分にした。  接待を受けた中には、発注権限のない若手職員も多かったといい、捜査2課は詳しい狙いを調べる。 (了)【時事通信社】
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