国連総長、ウクライナ大統領と会談へ＝ロシアの侵攻で人道支援協議

　【クラクフ（ポーランド）時事】ウクライナを訪問したグテレス国連事務総長は２８日、ゼレンスキー大統領と会談する。ロシア軍の攻撃が続くウクライナに対する人道支援などを協議するとみられる。 　国連によると、２月２４日の侵攻開始後、初めてウクライナ入りしたグテレス氏は会談に先立ち、ロシア軍撤収後に民間人の犠牲が明らかになった首都キーウ（キエフ）近郊のボロディアンカとブチャ、イルピンを訪問。「戦争は悪だ。２１世紀において戦争を受け入れられるわけがない」と語り、ロシアに対し、戦争犯罪や人道に対する罪の捜査に当たる国際刑事裁判所（ＩＣＣ）に協力するよう訴えた。　【時事通信社】 〔写真説明〕２８日、ウクライナの首都キーウ（キエフ）近郊ボロディアンカを訪れた国連のグテレス事務総長（左手前）（ＡＦＰ時事） 〔写真説明〕２６日、モスクワで記者会見をするグテレス国連事務総長（ＡＦＰ時事）