starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

不明観光船の捜索続く=子供ら26人、安否分からず―北海道・知床


 北海道・知床半島沖を航行中に救助を要請後、連絡が途絶えた観光船「KAZU1(カズワン)」(19トン、定員65人)について、海上保安庁などは24日、夜を徹して捜索を続けた。現場海域の海面水温が2~3度ほどと低い中、前日に消息を絶ってから長時間が経過しており、安否が分からない乗船者26人や船体の発見を急いでいる。  第1管区海上保安本部(小樽市)などによると、KAZU1は23日午後1時20分ごろ救助を要請。「船首が浸水し、30度くらい傾いている」と報告し、通報から約1時間後に連絡が取れなくなった。子ども2人を含む乗客24人と船長、甲板員の乗員2人は、いずれも救命胴衣を着用していたとみられる。   運航会社の「知床遊覧船」(斜里町)などによると、同日午前10時に同町のウトロ港を出発後、知床半島西側沿岸を遊覧し、半島先端の知床岬で折り返して同午後1時ごろ帰港する予定だった。救助要請があったのは知床岬南西の海岸付近で、陸路での接近が難しく、海保や自衛隊、消防などは海上と上空からの捜索を続けた。  国土交通省によると、KAZU1は昨年5月、海面に浮いたロープと接触して乗客3人に軽傷を負わせ、同6月にはウトロ港近くの浅瀬に乗り上げる事故を起こし、運航会社が行政指導を受けていた。今回の事故を受け、同省は24日にも同社の監査を行う。(了)【時事通信社】
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.