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19歳を在宅起訴、氏名非公表=危険運転致死罪―新潟地検


 新潟県柏崎市で昨年4月、制限速度を超えて車を走行させ事故を起こし、同乗者を死亡させたとして、新潟地検は22日までに、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪で大学生の男(19)=大阪府高槻市=を在宅起訴した。  今月施行の改正少年法で、18、19歳は「特定少年」とされ起訴後の実名報道が可能となったが、地検は男の氏名を公表しなかった。  起訴状などによると、男は昨年4月23日、時速50キロ制限の道路で乗用車を時速90~95キロで運転し、対向車線の大型トラックと衝突。同乗していた当時10代の男子大学生を脳挫傷で死亡させたとされる。   最高検は特定少年の氏名について、裁判員裁判対象事件など「重大で地域社会に与える影響も深刻な事案」は広報する方針を示していた。裁判員裁判対象の危険運転致死罪で非公表とした理由について、地検の小泉敏彦次席検事は「犯罪の重大性、社会に与える影響など事案の性質と少年の更生の両方を見て、総合的に判断した」と説明した。(了)【時事通信社】
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